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ハードドライブの正確なクローンを作成するには様々な理由があります。例えば、ラップトップが故障し、修理に出さなければならないとしましょう。その間、別のコンピュータを借りなければならないばかりか、コンピュータ上のデータ、アプリケーション、仕事環境がそっくりそのまま無くなるのです。このような環境の不備は不満がつのるばかりか、生産性が損なわれます。コンピュータが修理から戻ってきてからも、貸りたコンピュータで変更されたドキュメントを確認して、自分の元のコンピュータにコピーし直さなければなりません。また、 Appleはデータの喪失に責任を負わないため、コンピュータを修理に出す前にデータをバックアップしておくことを勧めています。

このような状況では、ハードドライブの全内容を外部ハードドライブにコピーして、生産性のあるコンピュータの“起動可能なクローン”を作成しておくのが理想的でしょう。そうすれば、この起動可能なクローンから貸りたコンピュータを起動し、自分のコンピュータからのように作業できます(バックアップから別のMacを実行することに関するよくある質問は、以下の関連ドキュメントをご参照ください)。

ハードドライブ全体の、完全でシンプルなバックアップが必要になる時:

  1. Carbon Copy Cloner を開きます
  2. ソースセレクタからクローンしたいボリュームを選択します
  3. コピー先メニューから 正しくフォーマットされたボリューム を選択してください
  4. “クローン”ボタンをクリックします

将来クローンしたボリュームをアップデートしたい場合、同じタスクを実行(あるいは自動的に実行するようスケジュール)すると、CCCは最後のバックアップ以降変更された項目のみでバックアップをアップデートします。

設定アシスタントまたは移行アシスタントを使用して、CCCのバックアップから新しいMacにデータを移動する

ボリューム全体のクローンを作成するのが理想的と考えられる別のシナリオは、新しいMacを購入し、古いMacから新しいMacにすべてを移動したい時でしょう。しかし、Appleから新しいコンピュータを購入すると、特定のバージョンのmacOSがインストールされていて、さらにハードウェア固有の“ビルド”がインストールされています。新しいMacは、古いMacにインストールされている古いバージョンのmacOSとビルドから起動することができないため、単純に古いMacを新しいMacにクローンしてもうまくいきません。この制限により、設定アシスタントアプリケーション(Macが一番最初に起動する時に実行されます)を使用するか、古いMacから新しいMacに内容を移行できる移行アシスタントアプリケーションを使用することをお勧めします。古いMacのCCCのバックアップから直接移行することができます。設定アシスタントまはた移行アシスタントを使ってユーザアカウントとアプリケーションの移行が完了したら、古いMacで使用していた同じバックアップボリュームにMacをバックアップして、Carbon Copy Clonerを使用し続けることができます。

移行アシスタントとCCC SafetyNet

バックアップボリュームに“_CCC SafetyNet”フォルダがある場合、移行アシスタントを使用する前にそのフォルダをゴミ箱に移動して、移行中そのフォルダがコピーされないようにできます。これは、そのフォルダの中に多くのデータがあり、バックアップボリュームよりも小さいディスクに移行している場合、特に重要です。バックアップボリュームにSafetyNetフォルダを保持したい場合、ゴミ箱を空にしないでください。移行アシスタントが完了すると、SafetyNetフォルダをバックアップボリュームのルートに戻すことができます。

Apple Kbase #HT2186:Macの出荷時に搭載されていたMac OSを使用するか、互換性のある新しいバージョンを使用してください
Apple Kbase #HT204350:コンテンツを新しいMac [Mavericksおよびそれ以降]に移動
Apple Kbase #HT3322:移行アシスタントを使用して別のMacからファイルを転送するには [LionおよびMountain Lion]

関連ドキュメント

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