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クラウドストレージサービスプロバイダの中には、ローカルフォルダを“クラウド”に同期して、オプションとしてそれらのファイルをオンラインのみに保管して、ハードドライブのスペースを解放できるものもあります。現在この機能を提供しているサービスには、以下のものが含まれます:

  • Dropbox Professionalの“スマートシンク”機能
  • Microsoft OneDriveの“空き領域を増やす”機能
  • iCloud Driveの“Macストレージを最適化”機能
  • Googleの“ドライブファイルストリーム”機能

オンラインでのみ利用できるファイルは、通常Finderに“クラウド”アイコンまたはバッジがあります。例えば、iCloudの場合: ファイルはiCloudでのみ利用できます、Dropboxの場合: ファイルはDropboxオンラインでのみ利用できます

これらのサービスを使って、ファイルをオンラインでのみ保管する場合、それらのファイルのローカルなバックアップを保持できないことを理解した上でそうしてください。

オンライン限定のファイルはバックアップできない

これらのストレージサービスのどれかに保管したファイルをオンラインでのみ存在させるように指定すると、ファイルのローカルなコピーはお使いのMacから削除され、0-バイトのプレースホルダファイルに置き換えられます。そのプレースホルダファイルを開こうとすると、お使いのストレージサービスプロバイダのエージェントソフトウェアが自動的にファイルのデータをお使いのMacにダウンロードして、書類が開きます。これはお使いのMacに空き領域を増やしてくれる便利な機能ですが、一方、この機能はローカルストレージからファイルを削除しますので、CCCはこれらのオンラインにのみ存在するファイルをバックアップできません。これらのオンライン限定機能を使用する前に、クラウド上にのみ保管することを決めたファイルのローカルなバックアップがなくても不安がないか、考える必要があります。

プレースホルダファイルはバックアップされているかもしれないが、バックアップディスクではプレースホルダファイルとして機能しない可能性がある

上記のように、Finderでプレースホルダファイルを開くと、エージェントソフトウェアがオリジナルをダウンロードします。同様に、Finder経由であるボリュームから別のボリュームにプレースホルダファイルをコピーしようとする場合、エージェントソフトウェアはソースのデータをダウンロードしてから、オリジナルのファイルをコピーします (ダウンロードされたソースファイルはその場所に置いたままです)。CCCのバックアップはFinderのコピーのように動作しません。そしてもっともな理由で、500GB SSDに1TBのオンラインのみのファイルがあるとすると、CCCがバックアップを作成する際に、DropboxやiCloudにそのデータをすべてダウンロードして欲しくはないでしょう!むしろ、CCCはプレースホルダファイルをそのままコピーして、ソースファイルのプレースホルダ属性をすべて保持します。CCCはファイルの非独占のバックアップを作成します。CCCでは、コピー先のファイルをそのままそっくりソースファイルのように見せることが目的です。

プレースホルダファイルの中には、コピー先でプレースホルダーファイルとして機能しないものもあります。例えば、OneDriveはOneDriveフォルダの外 (例えば、起動ディスク) にあるプレースホルダファイルを“真の”プレースホルダファイルとして認識しないので、ファイルを開こうとしてもファイルのデータをダウンロードしません。CCCはOneDriveのプレースホルダーファイルを全くコピーしないように最善の努力をしています。MicrosoftのOneDriveクライアントソフトウェアは、アプリケーションがそれらのファイルにアクセルすることを意図的に妨げます — OneDriveのプレースホルダーをバックアップすることは不可能です。

Dropboxのプレースホルダファイルは、それらをAPFSボリュームから別のAPFSボリュームにバックアップする場合、および、HFS+ボリュームから別のHFS+ボリュームにバックする場合、正しく機能します。というのは、Dropboxはそれぞれのボリュームフォーマットにプレースホルダファイルを作成する際、異なる独自の技術を使用するからです。しかし、これらのプレースホルダファイルは、あるファイルシステムから別のファイルシステムに転送される場合、正常に動作しません。

Google Drive File Streamもまた、プレースホルダーファイルに独自の方法を使用します。これらのプレースホルダファイル (Googleの書類フォーマットを含む) は、Google Drive以外のどんなアプリケーションでも開くことができないので、CCCがそれらのバックアップを試みることはありません。

OneDriveは、OneDriveフォルダをバックアップから復元する際、クラウドからオンラインのみのファイルを削除する可能性がある

MicrosoftのOneDrive同期ソフトウェアは、アプリケーションがOneDriveのオンラインにしかないプレースホルダーファイルにアクセスすることを妨げるので、それらのプレースホルダーファイルはバックアップに存在できません。バックアップからOneDriveフォルダを復元する場合、OneDriveのサービスはクラウドからファイルを削除しないように、スマートである必要があります。というのは、プレースホルダーがこの時点で存在しないからです。比較のために、DropboxとiCloudはプレースホルダーが欠如しているファイルを削除することはありません。むしろ、これらのサービスは、実際のファイルの削除イベントが起きる場合、クラウドからのファイルを削除するだけです。弊社独自のテストでは、バックアップから復元する際、OneDriveはオンラインのみのファイルをクラウドから削除しません。けれども、この結果報告を見たことがあり、この結果の報告を2件受け取っています。バックアップから復元して、この問題に遭遇した場合、Microsoftのこの手順に従って、削除されたファイルを復元することができます。

バックアップタスクでCCCがOneDriveのプレースホルダーファイルをドロップしたことを示すエラーに遭遇したという理由でこれを読んでいるなら、OneDriveフォルダを引き続きバックアップに含めるべきかどうかをもう一度よく考え直してください。一方では、お使いのMacに実際に存在するOneDriveファイルのローカルなバックアップがあることは、とても良いことです。しかしもう一方で、プレースホルダーファイルがバックアップからなくなっていることに覚えがないなら、今後そのバックアップから復元する際、または復元したい場合、面倒な状況になる可能性があります。

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